主人公、どうしようもなく、とにかくだらしのない男(他人事じゃないつう話しで)。
でも零細企業の社長という新機軸。電気工事業を営む。とにかく、会社経営者がここまでコケにされる映画も珍しいのではなかろうか。
新入社員から逃げられ、事務員から「あんた社長だったのかよ?」と呆れられ、スナックのチーママからはウザがられる。
唯一の理解者、というか対等でいてくれる社員(云っておくけど部下だよ)とのコミカルなバディ物という体裁なのだが、どこまでいってもダメなひとはダメなひとのまま。
1時間経過しても、とくに成長も反省もしない。でもそこらへんまでひっくるめて、主人公みたいなオッサンがそのままいとおしい、てなかんじが伝わってきてよかったです。
大阪からの作品もあったんだけど、これまた関西の面白さが!!
今井監督『安もんのバッタ』っていう作品なんだけど、主人公がなぁ~んか憎めない良いキャラでした(/∇≦\)
面白かったです!
ほわっとしていてクスッとくる、ほのぼのした自然観がよかったです。
最後に心が温かくなるストーリーで、とても面白かったです^^
細かいところに色々こだわりがあって、途中いっぱい笑いました!
『安もんのバッタ』の離れたところで電気コードを引っ張り合う2人のシークエンスは、シャマランの『ハプニング』の地下水管の会話のシークエンスよりも数倍刺激的で、リュミエールの『水をかけられた散水夫』のごとく面白い。何十億かけたハリウッド作品を、入場無料の自主映画が凌駕する。これだから映画はやめられない。
楽しくみさせてもらいました☆
今井節炸裂で笑わせてもらいました!
スゴイ人間味溢れた映画だったと思いました。平凡の中にゆるやかな刺激があり、刺激の中におとぎ話があり、おとぎ話の中に夢があり、夢の中に気持ちが隠れてたり…全面的に何も出してないのに色んな感情があった感じがしました。
上映1時間、体感時間25分の観る度に笑える稀有な作品。
おるおる!こんなおっさん、と表面上は笑いながら、誰にも言わないけど
自分と被るところを比べて楽しんだり情けながったり。
私の周囲では、
「おやっさん」は結構な人気です。
でも、
「……ときどきうんこ漏らすのはいややなぁ」
と結論が出てしまうんですね。
次は、うんこ漏らさへん「おやっさん」を見たいです!!
この日は久し振りに、自主映画の上映会に足を運びました。

物語は、だらしない日々を送る1人の中年男が、
行き付けのスナックのお姉ちゃんに「ピンクのバッタが見たい」と云われ、
その瞬間からピンクのバッタに翻弄される日々を描いた哀愁劇。

登場人物の1人1人が、とにかくリアルに描かれた傑作でした。

「感情移入できる登場人物が居なければ、
どんなに優れた物語も面白く観る事はできない」

というのがあるのですが、
感情移入させるにはまず、「リアリティ」が必要だと思うのです。
「リアリティ」があるからこそ、観る人はそれを身近に感じる事が出来て、
その結果「感情移入」が生まれるのだと、僕は考えています。

「ああ、こんなオッサン居る居る」

「こういう奴、居てるなぁ」

僕はこの映画を観ながら、幾度となくそうした共感を抱きました。
そして作り手側にとってみれば、客にそう思わせた時点で、
もう既に「勝ち」なのだと思います。

そしてそのリアルさが、更に「哀愁」を誘うという構成の上手さ。

観たのが劇場だったので泣きはしませんでしたが、
夜中に1人で観ていたら、きっと泣いてしまっていただろうなぁと思いました。

この映画は是非とも、多くの方に薦めたいという気がします。

笑って、しんみりして、ほんの少し温かい気分になりたい方は、
是非どうぞ。